暗い夜空のどこかに小さなことりの星座があります。
そこは ちいさなちいさなことりが
地上でのくらしを終えた時、昇っていく場所です。
小鳥たちはそこで、宇宙が終わるその日まで
いつまでもいつまでも
楽しく 平和に暮らすのです──
けれど 誰かが小鳥たちを思い出すとき
彼らは星を離れ 地上へともどってきます。
その人の涙が乾くまで、つかの間、かたわらにいてくれるのです。
もう姿は見えないけれど
声も聞こえないけれど
彼らの愛は 星のことりになっても少しも変わりません。
ぴったりと柔らかな身体を押し当てて、
そっと、側にいてくれるのです…
あなたが彼らを思い出すとき
彼らはあなたに会っています。
いつか あなたの涙がかわいて
であえた喜びをかみしめることができますように…
小鳥たちは今夜も、そう祈っています。
